村上整体院の症例ブログ

埼玉県川越市村上整体院のブログです。日々の症例や治療についての考えを綴っています。

坐骨神経痛?右臀部の痛みの施術

56歳主婦 川越市内より来院

 

普段はテニスやジムにも行っている活動的な女性

10日ほど前からの右股関節の痛みがある。

昼寝を右を下にして寝たらやや痛くなり、今までならテニスやジムをガンガンやって動かせば良くなっていたので今回もそうしたり、テニスボールを腰に当てたりしていたら余計に痛くなる。

 

整形外科に行ったら坐骨神経痛と言われて痛み止め飲んでいるがあまり効果はない。

 

1週間後に娘さんの結婚式がハワイであるのでどうにかしてほしいと来院。


歩行時の右臀部の痛みが強く、立位での脚上げや股関節外旋時痛が強くあります。

歩行はデュシャンヌ型なので腸腰筋・内側ハムストリングの筋力低下と説明。

これは坐骨神経痛ではなく、股関節の痛みですよと説明する。

 

デュシャンヌ型歩行とは歩行時に患側(痛みがある側)が接地する際に体幹を支持側に傾斜させる現象です。

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このデュシャンヌ型歩行は腸腰筋の筋力低下により、股関節屈曲作用を大腿筋膜張筋などで補おうとする働きが強くなり起こる現象と考えます。

ですので腸腰筋と内側ハムストリングを他の筋肉の代償動作が入らないように促通しました。

あとは痛みが無い範囲でもセルフケアをお伝えしてハワイに行くまでに3回の通院してもらう事にしました。

 

2回目の通院時にはあんなに痛がっていたのに普通に歩く事が出来て、あぐらがやや痛いくらいになりました。

3回目ではあぐらもOK。歩行や荷重もOK。

これならハワイに行っても大丈夫でしょう。

 

帰ってきてから再度確認してOKなら終了予定です。

 

痛みを気にせずに結婚式に行けるようになって良かった(^o^)


坐骨神経痛や股関節の痛みでお困りの方は当院までご連絡くださいね。

 

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足首が痛くてロードバイクが漕げない

51歳 男性 会社員

ロードバイクが趣味。

毎日、川越から都内まで片道1時間半ロードバイクで通勤している。

4月にトライアスロンの大会に参加することになり、3ヶ月前からジョギング10キロもするようになった。それから右足首が痛くなる。

走っている時や自転車の時の終わりの方になると痛みが強くなる。

場所は踵腓靭帯のあたりで外踝下部に圧痛あり。腫脹もある。

日常生活動作はほぼ大丈夫。(運動後は痛いが)

 

負荷量が上がって足首にかかる負担が多くなったので痛みが出たのであろう。

特に底屈動作(足関節を伸ばす動作)が痛いので走るよりもロートバイクの方が痛みが起こりやすい。

 

足関節を固定する重要な筋肉は後脛骨筋と腓骨筋です。

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この2つの筋肉がしっかりと働くことで足の関節は正常な運動が出来るようになりますが、どちらかの働きが悪くなる(サボる)ともう一方が頑張り過ぎてバランスが悪くなります。

そうすると正常な関節運動に乱れが生じて、結果痛みが起こります。

 

今回のケースもこの2つの筋肉と足の内在筋をしっかりと促通することからはじめました。

これで圧痛や底屈時痛がなくなりましたが、片足でつま先立をしてもらうと左は力が入らずに踵が上がりません。

足首以外の部分でも支えが悪くなっていることが考えられるので、隣接関節の膝から確認しながら治療を行い、結局腰の促通をしたら足が上がるようになりました。

 

足首と腰のトレーニングも指導して継続通院していただき、今では往復3時間のロードバイクもジョギングも痛み無く出来るようになりました。

 

患者様から治療の感想を投稿して頂いております。

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一人でも多くの方が、痛みなく趣味やスポーツを楽しめるようにお手伝いしたいと思っております。

お困りの方がいらっしゃいましたら当院までご相談くださいね。

 

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60歳の女性の膝の痛み(半月板損傷疑い)

60歳主婦。 さいたま市より来院


昨年6月頃からの右膝内側の痛み。


当初はちょっと捻った時のみ痛くて、普段は大丈夫だった。

退職して運動不足解消の為に20000歩歩いたりしていた。
ここ10日くらい前から急に痛みが強くなる。

歩行時痛著名、抱え込み90°、ひざの内側に圧痛あり。あぐら時痛あり。
整形外科的検査でも半月板損傷を疑う初見があります。

骨盤はやや反り腰。


腰の腸腰筋と多裂筋、膝の内側ハムストリングと内転筋を痛みない範囲で促通する。

あとは関節軸を合わせて正常な関節運動が出来るようにする。
セルフトレーニングを指導して自宅でもやってもらう。

 

5回の施術で圧痛や抱え込みの痛みがなくなる。

7回で完全に伸びなかった膝がまっすぐに伸びるようになり、歩行時痛もなくなる。

その後は、経過確認しながら間隔をあけて施術を行っています。

 

膝の痛みには4つの筋肉
・腸腰筋
・多裂筋(腹横筋)
・内側ハムストリング
・内転筋
をしっかりと働くようにすることが重要です。

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この4つの筋肉がバランス良く働くことで腰や股関節、膝関節の正常な動きが行う事が出来ます。


どこか1つでも筋力低下を起こして働きが悪くなると関節の正常な動きが出来なくなり痛みとなって行きます。

この4つの筋肉を単独で収縮させるにはちょっとコツが要ります。

そのが、治療の真骨頂となります。

 

膝の痛みでお悩みの方、自分の身体を根本から治して、痛みのない生活を目指しませんか!

お気軽にご相談くださいね。

 

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膝のお皿周りの痛みが改善した理由

44歳会社員 女性

 

ご主人の経営する会社を手伝っている。

一昨年、脳腫瘍でもう助からないというところから奇跡的に回復して今では普通に生活出来ている。

でもご主人いわく運動量が減ったので体重も増えたようだ。


2ヶ月前から特に原因がないが右膝が痛くなり、庇っていたからか左も痛くなる。

特に階段や坂道、立ち上がり動作など。痛くてしゃがめない。長時間の歩行も痛い。

痛みは膝のお皿の骨(膝蓋骨)周辺で圧痛はあまりないが、曲げ伸ばしすると摩擦感がある。

 

股関節の可動域や筋緊張は問題ない。

全体的に筋力低下しているので、膝の固定力が落ちている。

 

膝の痛みが起こる原因としては、筋力の低下、特に内側ハムストリングス(半腱様筋・半膜様筋)または内転筋(特に大内転筋)の筋力低下が一番の原因となります。

この2つの筋肉はどちらかがサボるとどちらかが頑張るという性質を持っているので、そのサボっている筋肉を促通して働くようにしてあげければいけません。

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ここで大事なことは、ただ単にこの2つを鍛えてもあまり効果がありません。

単独収縮、つまり、内転筋なら内転筋だけを収縮しなければ他の筋肉が頑張ってしまい、結局内転筋がサボってしまうのです。

 

他の筋肉を使わずに、いかに内転筋や内側ハムをしっかりと単独収縮出来るかが治療のカギとなります。

 

この患者様は特に下肢の筋力低下が強かったので膝・股関節・腰・足首を支える筋力の単独収縮をしっかりと行い、自宅でもセルフケアを頑張ってもらいました。

 

治療を行うたびに経過がよくなり、5回の治療で立ち上がり動作の痛みはなくなり、

7回で片足立ちもOK

9回の治療で階段の下りもOK

10回でしゃがみ動作もOKになりました。

 

今後はご主人さまからも全体的な筋力アップをお願いされているので、トータルでのパフォーマンスアップが出来るようにお手伝いさせて頂きます。

 

毎週、都内から通院されるとても仲の良いご夫婦。


セルフケアをしっかりと頑張ってくれているのも素晴らしいですね。

 

膝痛でお悩みの方は当院までご相談くださいね。

 

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坐骨神経痛からのマラソン復帰

【坐骨神経痛からのマラソン復帰】

36歳訪問介護。趣味がマラソン。


2ヶ月前から右股関節の痛みがあり、我慢していたらあちこち痛くなる。

10月ハーフマラソンで下りで無理したら痛みが強くなり今は走れていない。

①腰から右大腿後面に坐骨神経痛の痛みがある。
②左膝(お皿の上)の痛み。しゃがみ・階段・立ち上がりで痛い
③右股関節痛(2ヶ月前)主に走っているとき

 

検査では右鼠径部圧痛あり、右股関節内旋制限あり。腸腰筋の過緊張によるものと説明する。

腸腰筋の過緊張は腰椎や骨盤を後弯(猫背)にさせて、それが負担をかけてしまいます。

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このようなケースでは多裂筋と内転筋に刺激を入れて働くようにすることで腸腰筋の無駄な過緊張を改善させていきます。

後は骨盤を調整して歪みのない状態に近づけます。

5回の治療で日常生活動作では痛みがなくなり、軽いジョギングから開始
10回の治療で20キロ以上走っても症状がでなくなりました。

 

腸腰筋の過緊張による腰椎や骨盤後傾は日本人にとても多い体型です。
負担がかかり過ぎると椎間板ヘルニアなどの重症になりますので、早めの整体治療が早期改善に繋がります。

 

坐骨神経痛でお困りの方は当院までご相談くださいね。

 

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肩の痛みは早めの施術が大事です!

46歳 会社員 男性

ウエイトトレーニング3年以上。

今年の8月にウエイトトレーニング中に左肩を痛める。

 

自分なりにストレッチなども頑張っていたようで挙上150°、外転110°まで上がるがそこからが痛い。結髪動作も痛い。

今はウエイトトレーニングはやめている。


検査では外転時と結髪動作で痛みあり、肩甲挙筋圧痛あり。

上腕二頭筋・腕撓骨筋の過緊張あり。

 

主に菱形筋と三頭筋の筋力低下の説明をして治療する。

菱形筋の促通動作が痛いので出来る角度で行う。

 

運動連鎖の手首の動きを入れると回外がだいぶ出来るようになる。

これで菱形筋の促通がしやすくなったので徐々に負荷を上げていくように促通を行います。

座位で腕撓骨筋・二頭筋リリースなどすると外転が170°くらいまでになる。

対側の右股関節の動きも正常にもどす。

肩甲帯と肩関節のセルフケアトレーニングを指導してやってもらう。

 

ウェイトトレーニングに復帰するまでは7回の通院指導。

 

5回の治療で可動域と動きの痛みはほぼなくなる。軽めの負荷からウェイトトレーニングを開始する。

 

7回の施術でウエイトトレーニングを以前の負荷までは行かないがかなり上げても大丈夫になった。

 

筋肉を損傷して炎症が起こると必ず筋力低下が起こります。

炎症が収まったからといって、普通に動くと痛みが残るのはこの筋力低下を戻してないからです。

 

特に肩の関節は体幹にぶら下がっていて筋肉に依存して動いているので特に筋力低下を戻さないと可動域制限が起こり、ますます動きが悪くなります。

長期間放置しておくと、関節の動きを取り戻すのに回数がかなりかかります。

 

肩の痛みでお困りの方は当院までご相談くださいね。

 

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椎間板ヘルニアの痛みが無くなった!

53歳会社員(デスクワーク) 男性 飯能市から来院

昨年9月からの左坐骨神経痛。

海外赴任(インドネシア)をしていて4時間車に乗ってから、重い水を持った時にぎっくり腰になり、現地で鍼治療でぎっくり腰は治ったが右臀部の痛みが取れないのでMRI検査したら椎間板ヘルニアと診断。

4月に一度帰国したときも整形でMRIにて椎間板ヘルニアと言われる。

帰国して本腰を入れて治そうと会社帰りに通院できる当院に受診する。

痛みは日によって違うが、①動き出しの痛み②立ち上がり動作での痛み③犬の散歩で走ると痛くなるなど。

デスクワーク中は比較的大丈夫。

検査では左右とも骨盤の異常と股関節内旋制限あり。

SLRは左60°、右は80°。

腰椎後弯による腸腰筋の過緊張の説明して多裂筋や内転筋の促通をメインに施術を行う。

仙腸関節の異常もあるのでAKAやAKSも行う。


自宅で行うセルフケアを指導して毎日やってもらう。

5回の通院で動き出しや立ち上がり動作での痛みは無くなり、犬の散歩も気にならなくなった。

強いて言えば、前屈するとやや左臀部が突っ張る感じくらい。

セルフケアも頑張っているようで経過は順調です。

 

このまま、完治まであと数回しっかりと施術させて頂きます。

 

椎間板ヘルニアや坐骨神経痛でお困りの方は当院までご相談くださいね。

 

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5年前からの両股関節の痛み

48歳会社員(デスクワーク)

5~6年前から左右の股関節から下肢(特に前面)の痛みが起こるようになる。

 

ひどい時は市販の薬を飲んだりしていて病院に行ったことがない・・・

 

2年位前から痛みが酷くなる。

 

反り腰が強く、大腿筋膜張筋の圧痛が強い。
検査して太ももまで痛みがあるというので始めは大腿神経痛ではないかと疑ったが、さらに検査をすすめるとどうやら左右とも股関節の異常(おそらく変形性股関節症)による痛みと大腿部までの放散痛であると言うことが推測できた。

 

上向きで膝を伸ばして脚をあげると痛くて左は出来ない。
股関節の内外旋の可動域制限もある。

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大腿筋膜張筋や大腿直筋が過緊張(固くなっている)のは腰椎を支える多裂筋や股関節や膝を支える内転筋が筋力低下をして、その代用する為に頑張りすぎて過緊張をおこしています。

 

ですので、多裂筋や内転筋をメインに筋力低下している部分を促通してあげるのが一番の近道なのです。

 

かなり痛みの強い股関節痛だったのですが、10回の治療が終わる頃にはいつも痛かった通勤の帰りも痛みなく歩けるようになりました。

 

まだお若いので今後、変形性股関節症で歩行困難にならないように、これからも施術を継続していきます。

 

股関節の痛みでお困りの方は当院までご相談ください。

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足首の痛みの原因は?

中学1年 サッカー部

連休の試合で左足首を痛める。

もともと外脛骨があるが、今回はそこではなくもっと足首に近い距骨のあたりの痛み。

ジャンプ+、ケンケン++。背屈制限ややあり。外返しでも痛い。

 

距骨という骨は足首の骨の中でも不安定になりやすい骨です。

というのは距骨は足の骨の中で唯一、筋肉がくっついていないフリーな骨なんです。

なので固定力が弱くて、ズレやすいのが難点。

 

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距骨がずれると、関節運動が正常ではなくなり、踏み込んだり、足首を動かすと痛みが起こります。

 

まずは、距骨の位置調整を行い、距骨が正常な位置で動くようにします。

そうすると、踏み込み動作や、インステップキックの動きも大丈夫になります。

 

あとは、その状態をしっかりとキープ出来るように関節を固定している筋肉に刺激を入れて働いてもらいます。

足首を固定する筋肉は内側の後脛骨筋と外側の腓骨筋が主に働きます。

 

3回の治療で痛みなくサッカーもしているので終了となりました。

 

捻挫して随分経つのに、まだ足首がスッキリしない。

階段がつまずきやすくなった。

 

などは、捻挫した靭帯はすでに修復しているが、関節運動が正常に行われてないケースがほとんどです。

 

足首の痛みでお悩みの方は当院までご相談下さいね。

 

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台風の影響?体調不良などが起こった時の対処法

当院は自律神経の調整などの施術も行っていますので、秋や春などの季節の変わり目には自律神経の不調のような症状を訴えて、問い合わせや来院が非常に多くなります。

 

特に、先週から様々な不調を訴える方が増えました。

  • 不眠や中途覚醒
  • めまい
  • だるい、何もする気にならない
  • 頭痛や吐き気 など

 

これらの不調に関係していると思われることがあります。

 

巨大台風19号の接近・通過です!

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      神龍のような台風19号

 

あれだけ巨大な台風が接近すると気圧が急激に下がります。

普段、特に問題のない人でも頭痛やめまいが起こりやすいのですが、元々自律神経の不調があったり、関節などの痛みを訴えている人には何らかの体への影響が起こる確率が高くなります。

 

「今回の台風19号で20-60代の約60%の人が何らかの体調不良を訴えている」とネット記事にも載っていました。

 

天気が原因で起きる体調不良は、医療現場では昔から「気象病」と呼ばれいます。

気象病として最も多くの人が挙げる症状が頭痛。ほかにも、首の痛み、めまい、耳鳴り、気管支ぜんそく、関節痛、神経痛、古傷の痛み、鬱(うつ)や不安症なども気象病の症状のひとつです。

現在、気象病で悩む人は日本で約1000万人にも上る推定されています。

 

気象病の主な原因は、気圧の変化です。

変化は急なほど症状が強くなります。主に不調を訴えるのは気圧が低下するときですが、なかには気圧が上昇するときに不調を訴える人もいます。

気圧が変化すると、人間の体はストレスを感じるため、それに抵抗しようとして自律神経が活性化されます。自律神経系には、交感神経と副交感神経があり、交感神経は血管を収縮させ、心拍数を上げて体を興奮させる働きがあります。一方、副交感神経は血管を広げて体をリラックスさせる働きがあります。この交感神経と副交感神経の調整がうまくいかないと、さまざまな体調不良の原因となってしまうのです。

 

気象病への対策として挙げられるのは「耳を温める」「耳引っ張り」「酔い止めを飲む」の3つです。

 

気圧のセンサーは耳にあります。ですので、耳を温めたり引っ張って血行を良くしてあげるのが効果的です。

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普段からめまいや耳鳴り、頭痛などが起こる人、車酔いしやすい人にも効果がありますのでぜひやってみて下さい。

 

酔い止め薬を服用して台風頭痛を軽減する方法もあります。

酔い止め薬は内耳の前庭に働きますが、前庭は気圧センサーも兼ねているので、台風頭痛を予防できる場合があります。

 

市販の酔い止め薬でオススメなのは「アネロン」です。

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私は、スキューバダイビングをしている時の波酔い対策としてアネロンを必ず飲んでダイビングをしています。

酔い止め以外にも吐き気止め成分も入っているので朝飲めば1日ボートの上でも大丈夫です。

他の酔い止め薬よりもちょっと高いですが、効果は間違いなく一番です。

ほとんどのドラックストアーで販売しています。

 

めまいや頭痛に効く漢方の五苓散(ごれいさん)も、同じような効果が期待できます。

 

気候が不安定な時期は様々な症状で辛くなりますが、上記の対策で少しでも楽に過ごせたら良いですね。

 

ただ、上記の対策をしても、症状が緩和されない方は、当院にご相談下さいね。

 

 

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半月板損傷~行田市より来院

16歳 女子 ハンドボール

 

高校1年ハンドボール部。

 

7月後半に練習中に受傷。MRIにて左半月板損傷(外側)と診断。

8~9月中は練習を休み、10月から復帰するが、テスト休み明けからまた痛くなり、それ以降はまた見学している。

 

しゃがみ時にクリックと痛みがある。ケンケンや階段の下りの痛みあり。

膝外旋運動で痛みがあります。

 

半月板損傷を徒手的(オペをしないで)回復されるには、まずは膝がちゃんとした関節運動が出来るように戻してあげないと、絶対に治りません。

関節軸が整っても、その後は正常な関節運動が繰り返し出来るように膝を安定させる筋肉を強化して捻じれにも対応出来るようにしないといけません。

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初回の治療は内側ハムストリングスと内転筋の促通と連動部位を緩めてから関節の軸合わせをメインに行う。

 

2回目の治療でケンケンOKになる。軽いジョギングの許可。

 

4回目の治療で階段など日常生活動作OK、ジョギングもOKになる。

 

5回目の治療で練習に参加しても痛みなし。試合に少し参加OK。

 

6回目の治療で試合も練習も痛みないので終了

 

車でも1時間以上かかりますが、頑張って通院したくれました。

あとは、セルフケアをしっかり頑張ってくれたのも早期に回復出来た原因でしょう。

 

これからは練習出来なかった分、頑張ってほしいです。

 

半月板損傷でお困りの方は当院までご相談下さい。

 

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サッカー少年のシンスプリント

13歳 男子 サッカー 入間市より来院

 

以前オスグッドを当院で治療したサッカー少年。今度は左右のシンスプリントです・・・

 

軽いジョグ程度でも痛みがあり、練習も見学中。圧痛や腫れもあります。

 

シンスプリントは、スネの内側に位置する脛骨の下方1/3に痛みが発生する症状。

脛骨過労性骨膜炎とも言って、走行系のスポーツ障害の代表のような疾患です。

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シンスプリントの治療は関連している過緊張と起こしている筋肉をまずしっかり緩めて、それからは筋力低下を起こしている筋肉に促通して足関節や膝関節の安定性を高めます。

ここで言う筋力低下を起こしている筋肉は腓骨筋や後脛骨筋。

足関節が不安定になると関節運動が正常に行われなくなり、その結果、着地する足がズレてしまい、スネや足首に痛みを起こします。

 

あとは、連動部位をゆるめます。こんなとこ関係あるの~?ってところも緩めます。

 

すると、ジャンプしても痛みがなくなります。

(程度の酷い方は苦労することありますが・・)

 

2回目の治療でジャンプ・ケンケンOK

 

3回目の治療で練習別メニューで復帰

 

4回目で通常練習復帰

 

5回目で痛みないので終了となりました。

 

この時期は大会やセレクションが多く、予約が取りづらい状況でご迷惑お掛けしていますが、痛みを我慢しないで早めにご相談下さい。

 

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川越市で交通事故の治療ができる病院

 当院は交通事故治療専門治療院です。平日夜9時まで受付しています。

 お仕事帰りでも間に合います!

 

当院は厚生労働省から認められている治療院です。

 

交通事故の負傷者は毎年100万人以上を超えているにも関わらず、多くの方は病院でしか治療を受けられないと勘違いされております。

 

 実は、接骨院も厚生労働省から認可を受けている医療機関なので治療を行うことが可能なのです!!

 

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接骨院は交通事故治療の『専門家』なのです!!

 

病院などでも交通事故を取り扱ってますが、むち打ち症や腰部捻挫などの治療は特別な知識を必要とするので専門に取り扱う必要があります。

 

接骨院の先生が持つ、柔道整復師をいう国家資格はむち打ち損傷の70~80%を占めると言われている頚椎捻挫に対して専門の治療を行うことが出来ます。

 

『むち打ちは大きな病院』を思っている方は非常に多いようですか、『取り扱っている』のと『専門的』とでは回復に大きな差が出ます。

 

 何にでも『専門』があるように、柔道整復師はむち打ち症なような『急性外傷の専門家』です。

 

 むち打ち症の主症状である首が回らないといった症状は数回の治療で明らかな改善を体感して頂いています。

 

むち打ちは治らないものと諦めている方も、ぜひ一度ご相談ください。

 

 あなた自身、そしてあなたの大切な家族や友人の為にも交通事故に遭遇してしまったら、当院にご連絡下さい。

 

 責任を持って治療させて頂きます。 

 

 交通事故治療についてはホームページの『交通事故治療』のページをご覧ください。

 

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半月板損傷手術後の痛み

75歳 女性 

昨年の10月に町内の運動会で急に走ったら痛くなる。

MRI検査で半月板損傷と診断され今年の1月に手術する。

それ以降リハビリをしているが、手術前より少し良くなった程度でまだかなり痛い。

しゃがみは90度まで。

姿勢移動時などに痛みあり。

水が溜まっている・・筋力もだいぶ低下している。

 

膝の関節を支える筋肉を促通を促通して軸の歪みを整えて初回は終了。

ゆっくり行えば完全にしゃがめるようになり患者さんもびっくり。

炎症が起こっているのでアイシングの指導と自己療法を指導しました。

 

半月板損傷は膝の捻りなどの関節軸を戻すことと、膝を固定する筋肉の筋力低下を

戻すことで、正常な関節運動が行えるようにすれば、徐々に痛いは引いてきます。

あとは、異常運動によって起こっていた炎症を取り除けばOK。

(損傷がひどくて、捻れや筋力低下を戻しても、症状が続く場合は手術も検討になります。)

 

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3回目の治療でたまに痛くなる程度で日常生活動作にはあまり痛みを感じなくなる。

4回目の治療でお風呂での正座も出来るようになった。

5回目の治療で正座・ジャンプも痛みなく出来るようになったので終了として、今後は

筋力アップを自己療法で行なってもらうことにした。

 

バレーボールをしているようで、『また復帰したいわ~』と何度も言っていました。

もう少し筋力が戻って関節に強い負荷をかけても大丈夫までに回復すれば、復帰出来るかもしれませんね。

いくつになっても目標を持って日々生活することはすばらしいことですね

 

膝の痛みや半月板損傷を診断されてお困りの方は当院までご相談くださいね。

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サッカー少年のオスグッド~東京都板橋区より来院

12歳 男子 サッカー 東京都板橋区より来院

 

クラブチーム所属の中学1年生。

4月中旬からの左右のオスグッド。クラブチームの練習が中学になりきつくなり発症。

2週間前から練習を休んでいる。

しゃがみ不能・・・ジャンプ・ケンケン時痛もかなりあり、これは重症。

 

連動部位はどこもかしこも硬く、患部の治療もまともには出来ません・・・初回は緩めることに専念。

緩めると言ってもハリが強く、すぐに力が入ってしまうので、拮抗筋を促通して相反作用を利用して対象の筋肉を緩めます。そうすると、すんなりと筋肉が緩んでくれます。

 

3回目の治療で痛いが完全にしゃがめるようになり、ケンケンやジャンプの痛みも軽快する。

4回目の治療中にこの通常のオスグッド治療ではどうも反応が悪いのでちょっと目先を変えて治療をおこなう。患者くんのなにげない一言がヒントをくれました。

5回目の治療前に確認すると痛みがかなり軽減しています。これは前回の方法が正しかったということです。ダッシュも70%でも痛くありません。

6回目でダッシュ100%OKなので練習復帰許可

7回目で練習も痛くないので終了

 

オスグッドと言っても、症状や原因はいろいろです。

今回のケースも通常の治療をしていたらもっと回数がかかって、迷路に入ってしまうところでした。問診や治療中の会話の重要性を改めて認識した症例でした。

 

オスグッドでお困りの方は当院までご相談ください。

 

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