村上整体院の症例ブログ

埼玉県川越市村上整体院のブログです。日々の症例や治療についての考えを綴っています。

気分の落ち込みやカフェインアレルギー

特別養護学校の教員 29歳 女性


3年位前からカフェイン飲料やエナジードリンクを飲むとドキドキ・下痢・吐き気・

足の震えなどが起こる。


最近は急に不安になったり、気分が沈むときが多い。


生理不順で不妊治療をしている。


生理になったら受精する予定だが生理がなかなか来ない。


立位で重心検査するとグラグラ。

 

エネルギー検査をすると問題がかなり多い

まずはエネルギーの調整を行い、その後背骨の調整と頭蓋骨の調整。

 

当院の自律神経治療は痛みのない、優しい治療です。


今日が3回目の治療で不安やドキドキ・下痢などもなく調子がいい。
生理が来たが、痛みもない。


給食でコーヒー牛乳でて飲んだが大丈夫だった🐄


治療前に重心検査するが力がしっかり入っている。
今後は間隔をあけながらメンテナンスします👍


自律神経の不調の患者さまは、治療後の変化がわかりにくいので、関節の可動域や立位での重心検査などを指標にして治療前、治療後の変化を一緒に確認します。

特に自律神経の不調がある方は、重心バランスが悪く、ふらふらしているのですぐに検査に現れます。

 

治療後は、重心が安定して、身体に軸が入ったようにしっかりとします。

地に足が着いている感じです。

 

自律神経の不調でお悩みの方は当院までご相談くださいね。

 

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左股関節の痛み

73歳 会社員(銀座まで通勤) 女性

 

今までは体つくりにジムに通っていたが、コロナ自粛で行けなくなり、仕事もテレワーク中心になったので運動不足により、左股関節が7月末ころから痛くなる。


歩行・動き出し・階段登り・あぐらなどで痛い。

日によって違う。内ももや大腿の前のほうまで痛いときがある。

左股関節外旋時痛あり。

 

検査するとエネルギー状態にも原因がいくつかあった。

まずはエネルギー状態を改善してから関節トレーニングメインでの施術を行う。


治療後は歩行で脚が軽いと言っている。

趣味が乗馬でそれもコロナで出来なくなったので体幹の筋力が落ちたのが原因かもしれない。

2回治療したあとに、調子が良かったので久しぶりにかるく乗馬をしたようだ。

筋肉痛はあるが股関節の痛みはない。


4回の治療で通勤時の階段も階段も大丈夫になる。

いままでいろいろやったが一番効果があると喜んでくれている。

セルフケアも頑張っているのと、元々乗馬が趣味で体幹の筋力があったので、それを取り戻すように施術すれば、おのずと痛みは引いてきます。

 

今では週末に90分を2鞍乗っても大丈夫にまでなりました(^^)

 

コロナ自粛で関節が痛くなった方、関節を支える筋力を取り戻してまた動けるようになりましょう!

 

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「股関節の痛み・坐骨神経痛で通院。4回程で完治に近い回復をする。

日々セルフケアをして回復したと思う。信じられないほど、元に(いい状態)に

戻ったと思う。他の治療は何だったのか?時間ばかりかかったと思っています。」

自律神経の不調や生理前後の不調

27歳 女性 会社員

自律神経の不調など


子供の頃から車酔いや気持ち悪い日が多かった。
生理周期になると起床時にすっきりしない、食欲がないなどがある。
生理痛が強いので婦人科で低用量ピルを処方されて飲み始めたら余計症状が強くなった。


婦人科の先生に話したが体がまだ慣れてないからかもと服用を続けるように言われる。
最近はめまいやだるさが強く、食欲がない。

バランス検査でも触覚・視覚・頭部・平衡覚++。普通でもフラフラしている。


エネルギーの状態を検査するといろいろと問題がある。

 

まずは、エネルギー状態を正常化して、自律神経の調整を整体でおこなう。

セルフケアも指導する。


2回目
前回治療後から状態がよくなり、しっかり地に足がついている感じがすると言っていた。
だるさや食欲不振もだいぶ改善されいていて表情もいい。

まだ、検査するとエネルギー状態に問題が少しある。


3回目
とても調子が良く、食欲もあり、めまいやだるさもなくなる。
車酔いも良くなっている。


生理が来たが今まで酷かった生理痛が全然なかった。


今後も経過を確認しながら、良い状態が続くように調整します。

 

自律神経の不調や月経前後の様々な不調(PMS)など

当院では優しい治療で改善に導きます。

 

お困りの方はご相談くださいね。

 

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手術を勧められた股関節の痛み

41歳 会社員(介護) 女性

去年の夏から右股関節の開きが悪くなり、10月末から痛みが出るようになる。


痛みが強くて昨年末から介護の仕事も休んでいる。

大学病院でMRI検査で右関節唇損傷、臼蓋形成不全と言われる。

リハビリしてもあまり効果がないのでオペ(骨切り手術)を勧められるが入院も1~2ヶ月でリハビリも半年かかるのでできれば受けたくない。

1月末にブロック注射を打ってから股関節の不安定感がますます強くなる。


歩行時痛著明、開排時痛著明、開排制限著明(ほぼ出来ない)。

片足荷重や腿上げはOK。寝返り痛い、階段もあまり歩けない。


もともと内股が強く、股関節外旋不能。歩行型も見る。

 

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股関節は動かすと痛みが強いので足首や肩甲骨あたりから促通を行う。

 

その後、5回くらいまでは一進一退。

 

ちょっとでも刺激量や促通する場所を間違えると治療後痛くなることがあるので

調整しながら施術を勧めた。

 

少しづつではあるが、痛みが軽減してきて、やっと痛みなく歩行・開排などが

出来るようになった。

今は月イチでメンテナンスをしているが、日常生活動作は問題ない。

 

趣味の野菜つくりをするために毎日畑にいって、日に焼けたいい表情を見せてくれます。

 

回数はかかりましたが、初診時の状態を考えると良くなって本当に良かったです。

諦めずに通院してくれた患者様に本当に感謝です。

 

治療の感想を頂いてます↓ ↓

 

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股関節の痛みでお困りの方は当院までご相談ください。

https://ym-murakami.net/hj

大人の野球肘

43歳 男性 会社員

 

週イチで草野球でピッチャーをしている。

2年前にも酷い野球肘があったが去年はまったく痛みがなかった。

2ヶ月くらい前にまた痛みが出てきた。

 

肘の曲げ伸ばしの動きでは痛みがないが、指の動作(とくに指先でおでこを押す、鼻をかむ)で肘が痛い。

キャッチボールは3割くらいの軽くなら大丈夫。

 

高校時代の友人(北海道函館)でチームを組んて40歳以上の大会で全国優勝するのを目標に頑張っているようです。

 

検査をすると肩の外旋や・手首回外が硬い。尺側手根屈筋が弱い。股関節が硬い。

 

まずは重心軸をエネルギー治療で整えて肩甲骨・肩・手首の調整をする。

これで痛みが10→2になる。

セルフケアを指導して数回治療に来てもらう。

 

あとは股関節の調整も一緒に行いました。

 

4回の治療でほぼ100%で投げても痛みがなくなりました。

 

長年の野球での肘への負担で、細かいレベルで微細骨折が数箇所あった。

 

あとは◯◯の治療をすることで格段に回復が良くなった。

今年に入って急に痛みが出てきたのはそれが原因だろう。

 

あとは、投球時の指の使い方をマスターして、今度も痛みなく投球出来るように

してもらう。

 

シャドーピッチングしても痛みないが、ボールを持つと痛い人は肘だけでなく指

(手内在筋)の調整も必要なのです。

 

野球肘でお困りの方は当院までご相談ください。

 

https://ym-murakami.net/hiji

 

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暑い夏に快適に眠る方法とは・・

これからの時期、暑くて寝苦しくてなかなか寝付けない、眠りが浅い、起きたときに身体がだるいなど睡眠に関する問題が多くなります。


そんなときに、当院でお奨めしているのが「頭寒足熱」睡眠です!

 

健康法でよく耳にする言葉ですが、実は睡眠にも応用できます。

 

頭を冷やしてみましょう


暑いからと言って、とどこもかしこも冷やせば良いというわけではありません。
まず頭を冷やしてみましょう。

私たちの体は深部体温(内臓の温度)が下がると眠くなるように出来ています。
その深部体温の中でも特に大事なのは脳の温度なのです!


脳の温度を下げることが熟眠への近道になります!

 

注意点は前頭部を特に冷やすようにしましょう。


頭部で1番熱がこもりやすいのは思考や感情を司る前頭部なのでこの部分をしっかりと冷やすようにすると良いでしょう。

アイ◯ノンのベルトタイプなどがお奨めです。


足は冷やさないように


夏はつい半袖半ズボンで寝たくなりますが、就寝中は体温が低下するうえに夏場は冷房を使うことも増えるので、露出は少ないほうが良いです。


真夏でも長袖長ズボンのパジャマを着て、エアコンなどで温度管理するのが本当は良いのです。

 

どうしても、半袖半ズボンで寝たい!という方はせめてタオルケットをお腹から足先まで掛けるようにしてください。


それだけでも、起床時の身体の重だるさが解消されます。

 

この夏、適切な体温管理をマスターして心地よい眠りを手に入れましょう。

 

それでも、なかなか寝付けない、中途覚醒してしまう方は自律神経の乱れが考えられますので一度、当院までご相談くださいね。

 

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https://ym-murakami.net/jiritu

自律神経の不調?身体がだるくて学校に行けない女子高生

18歳女子校3年

もともと疲れやすい体質ではあったが、4月下旬からある日をさかえに突如疲労感が酷くなる。

病院での血液検査では異常なし。

慢性疲労症候群だろうと言われる。

別の心療内科では双極性障害かもと言われる。

 

薬を処方されて気分は上がって学校には行ってみたのだが、身体の疲労感が酷すぎて1時間で学校を早退するようになり、学校は休んでいる。

 

主な症状は慢性疲労(椅子に座っているのもつらい)・足の筋肉痛が常にある。・息苦した・肩こり・腰痛・便秘など・・・睡眠は大丈夫。


自律神経検査行うが、頭部内熱や平衡覚、視覚などの反応が酷い。

何か脳疲労を起こすことはなかったが聞いたら、受験生なのでコロナ休みの間に1日13時間を2ヶ月毎日行っていたようだ。おそらくそれで脳が一時的にキャパオーバーを起こしたと説明する。

 

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エネルギー検査でもいろいろと問題が出たのでまずはその問題をクリアにしてから整体治療を軽めに行う。


これで治療後の検査はだいぶ良くなる。脳のアイシングや呼吸法・タンパク質の摂取などを勧める。


2日後に2回目の来院。前回治療後翌日から状態がよくなっている。

明日は学校に行こうと思っている。

 

エネルギー検査で前回の問題がまだ残っている。

 

3回目の来院時に確認すると、学校には普通に行けるようになった。

最後まで授業も受けられるようになりホッとしている。

 

まだ腰痛や肩こりが少し残っているので、万全の状態で受験を迎えられるように定期的に治療に来てもらうことになった。

 

今回のケースのように脳が一過性に過剰に情報を詰め込みすぎると身体に不調が出ることがあります。自律神経のコントロールが難しくなります。

 

ですが、エネルギー状態がしっかりしている人であれば多少の無理は利きますが今回のようにエネルギーの状態が思わしくない状態だとすぐに不具合となって現れます。

 

当院では通常の整体治療に加えてエネルギーの調整を行うことで、自律神経の不調からくる様々なお悩みを改善します。

 

なんかよくわからないけど、身体がだるい、重い、食欲がない、眠れないなどの症状がある方は当院までご相談くださいね。

 

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首の激痛と腕があがらない!

【首の激痛と腕があがらない!】


37歳主婦。当院の患者様の奥様。


3月にキャンプに行って朝起きたら首が痛くなり、両手を水平以上まであげると激痛。それからずっと調子が悪く、片手ならなんとか頭を触れることが出来る。


今日は特に痛みが強く、屈曲・伸展・左右回旋でかなり痛い。
動くが激痛。手に電撃痛もたまにある。

 

痛みが強い場合は、いきなり患部を触ったりマッサージするのは危険ですので、関連する遠い部位から施術を行います。

 

この場合、手首から肩、肩甲帯と低負荷から高負荷に徐々に促通してから首調整。
板状筋がガチガチ、動きをつけなから徐々にやっていく。

 

痛みが強いので深追いせずに3回の通院指導をする。

 

2回目の前に確認したら、首の痛みは半減、両腕は上がるようになり頭が触れるようになる。

 

3回目で首の痛みもなく、腕もスイスイ上がるので終了。

 

今回のケースは肩甲骨や手首の筋肉がうまく働いてない状態だったのでそこを促通してしっかりと動くようにしたら、首が動くようになりました。

 

肩甲骨は首の土台のような位置にありますので、首の痛みにはとても重要な部位なのです。

 

1ヶ月以上我慢してからの通院でしたが、早く良くなってよかったです(^^)。

首の痛みは本当に辛いので、首の痛みでお困りの方はお早めにどうぞ!

 

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寝るのが怖かった腰痛

40代 女性 販売員

 

去年の11月頃からの右腰の痛み。

以前からちょくちょく腰を痛めていた。

今回はしっかり治そうと近所の整骨院に4回通院するがむしろ痛くなるばかりで5回目はキャンセルした。


特に夜中の寝返りが激痛で怖くて眠れない。

あとは仕事で立っている時に徐々に痛くなる。

動診は伸展時痛、側屈時痛が強い。

腰を支える筋肉の低下で骨盤の歪みが起こって痛みを起こしていると説明する。

 

施術も痛みがあるものがあるので加減しながら行います。

肩甲帯と促通すると寝返り動作がだいぶ出来るようになる。


治療後動診だいぶ改善しました。骨盤の歪みも改善。

自宅で行うセルフケアを指導して終了。

 

その後、3回ほどは治療後は良いが、また数日で戻る。

 

5回目の治療で痛みが半減して

6回目で寝返りが痛くなくなる

2週間あけて7回目で安心して眠れるようになり、仕事も大丈夫。

 

今後は間隔をあけながら、メンテナンスを行います。

 

腰痛の原因の多くは骨盤の歪みがありますが、その歪みを作ってしまうのは筋肉のアンバランスです。

骨盤や腰椎を前後から支えている筋肉がアンバランスを起こすと、頑張りすぎる緊張と

サボっている筋肉の差が広がり、それが歪みを引き起こします。

 

当院の施術は、そのサボっている筋肉を徐々に働くように促通します。

 

そうすると、関節を支える筋肉のバランスがよくなるので正常な関節運動が出来るようになり、痛みがなくなります。

 

今回施術を受けた患者様から施術の感想を頂きました。

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なかなか良くならない腰痛でお困りの方は当院までご相談ください。

 

 https://ym-murakami.net/kosi

 

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踵の痛み足底腱膜炎が治った!

60歳 公務員 女性 入間市より来院

 

去年の9月からの左足底腱膜炎。踵の裏が痛い

 

防災訓練で自宅まで20キロを歩いて帰るという訓練で痛くなる。

今は起床時の痛みが一番痛い。

 

動き出しの痛みもあるが、あとは普通に出来る。

レントゲンでは踵骨棘あり。

 

足底腱膜炎は踵骨(踵の骨)が足底腱膜に引っ張られて炎症と痛みを起こします。

起床時の1歩目が激痛と訴える方が非常に多く、長期に渡ると踵骨が棘のようにとんがってしまいます。これが踵骨棘です。

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検査では足底の圧痛なし、股関節外転制限左右ともややあり。あぐらが苦手という。

なので多裂筋・内転筋・腓骨筋の促通をメインで行う。

 

足底腱膜炎は主に腓骨筋の筋力低下で起こります。

 

腓骨筋が筋力低下を起こすと代わりに後脛骨筋が強く働きます。すると足は後脛骨筋の牽引力でハイアーチになります。

 

足がハイアーチになると足底腱膜が張るようになり、その結果足底腱膜の付け根である踵骨部に牽引力が働き痛みが起こります。

 

ですので、腓骨筋をしっかりと促通するのが大事なのですが、単独で筋収縮させないと他の筋肉が代用してしまうのでそこが治療のポイントとなります。

 

この患者様ですが、3回の通院と自宅でのセルフケアでほとんど痛みがなくなりました。

 

一応5回通院して頂き痛みが全くないので終了となりました。

 

足底腱膜炎でお悩みの方は一度ご相談ください。

 

https://ym-murakami.net/

 

murakamisekkotu.hatenablog.com

 

お尻が痛くて叩きたくなる~川越市村上接骨院のブログ

48歳 男性 運送業

腰は慢性的に痛い。

特に仰向けで寝ると痛い。

左右の臀部のやや上のハリが強くていつも叩きたくなる。

腰をそらすと痛い伸展


検査では左右股関節内旋制限あり。

腰椎前彎消失(腰の前そりが無くなっている。)

典型的な腰椎後弯型で多裂筋の筋力低下と説明する。

多裂筋が筋力低下を起こすと前側の腸腰筋の働きが強くなり過緊張になります。

運送業という座っている(運転している)時間が仕事の大半を占めるのでどうしても

骨盤が後弯(いわゆる猫背)しやすくその結果、多裂筋が働きにくくなります。

 

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【骨盤の前側にある腸腰筋(右)と後方にある多裂筋(左)】

 

腸腰筋が過緊張になると共同筋である中殿筋も過緊張を起こしやすくなるのでお尻が張って叩きたくなるのです。

 

ですので、治療としては腸腰筋が緩むように多裂筋や腹横筋をしっかり働くようにしてあげるのが一番です。

 

他の筋肉が邪魔(代償作用と言います)しないようにピンポイントでこの筋肉を促通します。

 

自宅でも出来るセルフトレーニングと指導しました。

 

3回の治療で臀部のハリがほとんど気にならくなり、仕事中の腰痛もなくなりました。

5回の治療で全く痛み・ハリ感もないので終了。

 

この方の場合、仕事での姿勢や骨格などで頑張りすぎの筋肉とサボっている筋肉が容易に判断つきましたが、高齢の方や長期に痛みが続いているケースではもっと複雑になることもあります。

何事も早めに対応すると早く楽になります。

 

腰の痛みやお尻のハリ感が気になる方は当院までご相談くださいね。

 

https://ym-murakami.net/kosi

 

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坐骨神経痛?右臀部の痛みの施術

56歳主婦 川越市内より来院

 

普段はテニスやジムにも行っている活動的な女性

10日ほど前からの右股関節の痛みがある。

昼寝を右を下にして寝たらやや痛くなり、今までならテニスやジムをガンガンやって動かせば良くなっていたので今回もそうしたり、テニスボールを腰に当てたりしていたら余計に痛くなる。

 

整形外科に行ったら坐骨神経痛と言われて痛み止め飲んでいるがあまり効果はない。

 

1週間後に娘さんの結婚式がハワイであるのでどうにかしてほしいと来院。


歩行時の右臀部の痛みが強く、立位での脚上げや股関節外旋時痛が強くあります。

歩行はデュシャンヌ型なので腸腰筋・内側ハムストリングの筋力低下と説明。

これは坐骨神経痛ではなく、股関節の痛みですよと説明する。

 

デュシャンヌ型歩行とは歩行時に患側(痛みがある側)が接地する際に体幹を支持側に傾斜させる現象です。

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このデュシャンヌ型歩行は腸腰筋の筋力低下により、股関節屈曲作用を大腿筋膜張筋などで補おうとする働きが強くなり起こる現象と考えます。

ですので腸腰筋と内側ハムストリングを他の筋肉の代償動作が入らないように促通しました。

あとは痛みが無い範囲でもセルフケアをお伝えしてハワイに行くまでに3回の通院してもらう事にしました。

 

2回目の通院時にはあんなに痛がっていたのに普通に歩く事が出来て、あぐらがやや痛いくらいになりました。

3回目ではあぐらもOK。歩行や荷重もOK。

これならハワイに行っても大丈夫でしょう。

 

帰ってきてから再度確認してOKなら終了予定です。

 

痛みを気にせずに結婚式に行けるようになって良かった(^o^)


坐骨神経痛や股関節の痛みでお困りの方は当院までご連絡くださいね。

 

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足首が痛くてロードバイクが漕げない

51歳 男性 会社員

ロードバイクが趣味。

毎日、川越から都内まで片道1時間半ロードバイクで通勤している。

4月にトライアスロンの大会に参加することになり、3ヶ月前からジョギング10キロもするようになった。それから右足首が痛くなる。

走っている時や自転車の時の終わりの方になると痛みが強くなる。

場所は踵腓靭帯のあたりで外踝下部に圧痛あり。腫脹もある。

日常生活動作はほぼ大丈夫。(運動後は痛いが)

 

負荷量が上がって足首にかかる負担が多くなったので痛みが出たのであろう。

特に底屈動作(足関節を伸ばす動作)が痛いので走るよりもロートバイクの方が痛みが起こりやすい。

 

足関節を固定する重要な筋肉は後脛骨筋と腓骨筋です。

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この2つの筋肉がしっかりと働くことで足の関節は正常な運動が出来るようになりますが、どちらかの働きが悪くなる(サボる)ともう一方が頑張り過ぎてバランスが悪くなります。

そうすると正常な関節運動に乱れが生じて、結果痛みが起こります。

 

今回のケースもこの2つの筋肉と足の内在筋をしっかりと促通することからはじめました。

これで圧痛や底屈時痛がなくなりましたが、片足でつま先立をしてもらうと左は力が入らずに踵が上がりません。

足首以外の部分でも支えが悪くなっていることが考えられるので、隣接関節の膝から確認しながら治療を行い、結局腰の促通をしたら足が上がるようになりました。

 

足首と腰のトレーニングも指導して継続通院していただき、今では往復3時間のロードバイクもジョギングも痛み無く出来るようになりました。

 

患者様から治療の感想を投稿して頂いております。

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一人でも多くの方が、痛みなく趣味やスポーツを楽しめるようにお手伝いしたいと思っております。

お困りの方がいらっしゃいましたら当院までご相談くださいね。

 

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60歳の女性の膝の痛み(半月板損傷疑い)

60歳主婦。 さいたま市より来院


昨年6月頃からの右膝内側の痛み。


当初はちょっと捻った時のみ痛くて、普段は大丈夫だった。

退職して運動不足解消の為に20000歩歩いたりしていた。
ここ10日くらい前から急に痛みが強くなる。

歩行時痛著名、抱え込み90°、ひざの内側に圧痛あり。あぐら時痛あり。
整形外科的検査でも半月板損傷を疑う初見があります。

骨盤はやや反り腰。


腰の腸腰筋と多裂筋、膝の内側ハムストリングと内転筋を痛みない範囲で促通する。

あとは関節軸を合わせて正常な関節運動が出来るようにする。
セルフトレーニングを指導して自宅でもやってもらう。

 

5回の施術で圧痛や抱え込みの痛みがなくなる。

7回で完全に伸びなかった膝がまっすぐに伸びるようになり、歩行時痛もなくなる。

その後は、経過確認しながら間隔をあけて施術を行っています。

 

膝の痛みには4つの筋肉
・腸腰筋
・多裂筋(腹横筋)
・内側ハムストリング
・内転筋
をしっかりと働くようにすることが重要です。

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この4つの筋肉がバランス良く働くことで腰や股関節、膝関節の正常な動きが行う事が出来ます。


どこか1つでも筋力低下を起こして働きが悪くなると関節の正常な動きが出来なくなり痛みとなって行きます。

この4つの筋肉を単独で収縮させるにはちょっとコツが要ります。

そのが、治療の真骨頂となります。

 

膝の痛みでお悩みの方、自分の身体を根本から治して、痛みのない生活を目指しませんか!

お気軽にご相談くださいね。

 

https://ym-murakami.net/hiza

 

 

膝のお皿周りの痛みが改善した理由

44歳会社員 女性

 

ご主人の経営する会社を手伝っている。

一昨年、脳腫瘍でもう助からないというところから奇跡的に回復して今では普通に生活出来ている。

でもご主人いわく運動量が減ったので体重も増えたようだ。


2ヶ月前から特に原因がないが右膝が痛くなり、庇っていたからか左も痛くなる。

特に階段や坂道、立ち上がり動作など。痛くてしゃがめない。長時間の歩行も痛い。

痛みは膝のお皿の骨(膝蓋骨)周辺で圧痛はあまりないが、曲げ伸ばしすると摩擦感がある。

 

股関節の可動域や筋緊張は問題ない。

全体的に筋力低下しているので、膝の固定力が落ちている。

 

膝の痛みが起こる原因としては、筋力の低下、特に内側ハムストリングス(半腱様筋・半膜様筋)または内転筋(特に大内転筋)の筋力低下が一番の原因となります。

この2つの筋肉はどちらかがサボるとどちらかが頑張るという性質を持っているので、そのサボっている筋肉を促通して働くようにしてあげければいけません。

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ここで大事なことは、ただ単にこの2つを鍛えてもあまり効果がありません。

単独収縮、つまり、内転筋なら内転筋だけを収縮しなければ他の筋肉が頑張ってしまい、結局内転筋がサボってしまうのです。

 

他の筋肉を使わずに、いかに内転筋や内側ハムをしっかりと単独収縮出来るかが治療のカギとなります。

 

この患者様は特に下肢の筋力低下が強かったので膝・股関節・腰・足首を支える筋力の単独収縮をしっかりと行い、自宅でもセルフケアを頑張ってもらいました。

 

治療を行うたびに経過がよくなり、5回の治療で立ち上がり動作の痛みはなくなり、

7回で片足立ちもOK

9回の治療で階段の下りもOK

10回でしゃがみ動作もOKになりました。

 

今後はご主人さまからも全体的な筋力アップをお願いされているので、トータルでのパフォーマンスアップが出来るようにお手伝いさせて頂きます。

 

毎週、都内から通院されるとても仲の良いご夫婦。


セルフケアをしっかりと頑張ってくれているのも素晴らしいですね。

 

膝痛でお悩みの方は当院までご相談くださいね。

 

https://ym-murakami.net/

 

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