12歳 男子 サッカー 上尾市より来院
3歳からサッカーをしている小学6年生。
埼玉県にあるJリーグのチームのジュニアユースに所属していた。
しかもキャプテン。
スペイン遠征後からオスグッドの痛みが発症してコーチから
練習を休むように言われる。でも大会になると練習していないのにいきなり
試合に出されてまた痛くなるを繰返して来た。両親もこんな使われ方をする
チームやコーチを不信に思うようになり、ついにチームを辞めてしまう。
その後は、スクールに入っていたフットサルスクールで練習や大会に出ているが
やはりやると痛みが増してしまう。11月からのセレクションにどうしてもいい状態
で出してあげたいと両親が当院に連れてきた。
状態はかなり悪い。身体がかなり硬く、筋肉の張りが強い。足首も硬くてしゃがむ
と痛みと足首の硬さで後ろにひっくり返る・・・セレクションまでは日数がないので
とりあえず、練習は休んで治療に専念してもらう。楽トレも併用して体幹や筋力
は落とさないように注意する。
6回治療してセレクションには100%の状態で出すことが出来た。当日も全然痛み
なく出来て手応えがあったが、残念ながら落選してしまう。本人も両親もこんなに
痛みなく動けたのは久しぶりなのになぜ落ちたのか分からない。残念。
すでに決まっていて、出来レース的なものだったのかもしれない。
でも、その後のセレクションで両親も本人も納得したチームに所属することが出来た
ので一安心。
今は、100%の動きを週4日しても大丈夫なくらいまで回復。大会にも痛みなく出ている
中学になると運動量、質が上がるのでそれに対応出来る身体つくりをサポートしていく。
今ではしゃがみもひっくり返らずに余裕(これが普通だけど)、課題の正座もしっかりと
出来るようになってきた。ストレッチの大切さに気づき、継続して行っていく事で自分の
身体に確実に変化が起こっている。
未来のJリーガーをこれからもサポートしていきます(^^)