ひざ痛・腰痛・坐骨神経痛専門治療院の埼玉県川越市村上接骨院です。
その痛み、決して諦めないで!
私にお任せください!!
こんにちは!本日は「変形性膝関節症に効果的なセルフケア」に関する内容です。
▼変形性膝関節症は膝関節周囲の筋肉や靭帯の影響で痛みが出ます
ひざの痛みで中高年者に最も多いのが、変形性膝関節症です。これは、加齢とともに、ひざの関節軟骨がすり減って炎症を引き起こすもので、水がたまって、ひざが腫れてくる例もあります。
一方、ひざを曲げたり伸ばしたりするときに、痛みや引っ掛かりを感じる場合には、「半月板損傷」が疑われます。半月板とは、ひざの内側と外側にあり、三日月のような形をした繊維性の軟骨です。
こちらも加齢に伴って変性するため、中高年になると、半月板損傷が起こりやすくなるのです。
実は、この変形性膝関節症と半月板損傷は、発症の過程が同一線上にあるといえます。
半月板の役割は、膝を安定させること、ひざの曲げ伸ばしやねじりなどの関節のスムーズな動きを補助すること、関節にかかる衝撃を吸収することなどです。
この半月板が突然損傷すると、ひざの関節がずれて炎症を起こします。痛みはもちろん、ひざに水がたまることもあります。半月板損傷で特に多いのが、半月板の内側後方を損傷するタイプです。このタイプは、O脚をはじめとした、足の変形を伴います。
O脚になると、どうしてもひざの内側に負担がかかりやすくなり、その状態が長く続くと、関節軟骨が部分的にすり減っていきます。その結果、骨どうしがこすれ合う状態に陥り、変形性関節症になってしまうのです。
変形性膝関節症は、症状の進行とともに、O脚の度合いもひどくなるので、痛みもどんどん増していきます。
さらに、ひざに痛みがあると意識的に曲げないようになり、やがて筋肉が硬くなって、関節の動きも悪くなります。このような状態を拘縮(こわばり)といいますが、拘縮に陥ると、血流が悪くなるため、痛みの悪化につながります。もちろん、初めからO脚が原因で変形性ひざ関節症になる場合もありますが、総じて、半月板損傷の患者さんは、変形性ひざ関節症の予備軍といえるでしょう。
いずれにしても、ひざの痛みは早い段階で改善しておくことが大切です。
そこで私の治療院では、運動療法にも力を入れ、患者さんの負担の早期軽減を図っています。
また、患者さんにも、自宅での運動療法を勧めています。
運動療法は、きちんと続けていれば、非常に有効です。特に初期から中等度の関節症には、絶大な効果があります。
今回ご紹介する「ひざのお皿ストレッチ」も、ひざの痛みの軽減に役立つ運動療法の一つです。
やり方は、とても簡単。イスか床に座って、痛みのあるほうの足の力を抜き、その足を前に伸ばします。
次に、両手の親指をひざのお皿のふちに当てて、お皿の周囲をゆっくりもみほぐすように押し、
その次に上下左右から押すだけです。なお、水がたまっている人は、そっと押してください。
ひざのお皿(膝蓋骨)は、大腿四頭筋についているので、このストレッチを行えば、硬くなってしまったお皿周りの筋肉をほぐすことができます。硬くなった状態を改善すれば血流がよくなり、炎症が鎮まって痛みが軽くなるのです。
さらに、正座のようなひざの曲げ伸ばしもらくになります。
正常なひざの動きと柔軟性を取り戻す
なお、膝蓋骨ストレッチは、できるだけ自分の手で行いましょう。他人にやってもらうと、力加減がわからず、強く押してしまい、お皿がずれるという心配があるからです。
この膝蓋骨ストレッチに加えて、ひざを曲げ伸ばしするストレッチを行うと、より効果的です。ひざが硬くなっていると、伸ばすときに痛みを感じますが、痛くても我慢して、ゆっくり伸ばしましょう。