9月3日(=ぐっすり♪)は睡眠健康促進機構が制定した「秋の睡眠の日」です。
暑さが和らぎ朝晩が涼しくなり始めるこの頃、心地の良い眠りやすい季節でもあります。
夏の間にたまった疲れをしっかり取り除き、リズムを整え、寒い冬を迎えるための準備期間にしましょう。
ということで今回は「睡眠」についての情報をお伝えします。
質の良い睡眠って?
“質の良い睡眠が大事”とよく聞きますね。まず、質の良い睡眠とは何でしょうか?
それは簡単に言うと「朝起きた時に熟睡感がある眠り」のことです。前日の心身の疲れがすっかり取れていて、今日1日頑張ろうと言う力が湧いてくるような眠りです。
つまり、良い睡眠=長い睡眠と言うわけではないと言うこともいえます。
理想の睡眠時間に関しては個人差があります。性別や年齢、体調、季節によって睡眠時間は変動するのです。朝スッキリと目覚め、日中は眠気がなく過ごせる状態が実現できれば、たとえ睡眠時間が3時間や5時間であってもいいのです。
自分の体の欲求に忠実になって、すっきりするまで眠ることが大事になります。
逆に、質の悪い睡眠は、しっかりと寝たはずなのに疲れが取れていない、集中力と判断力の低下、ストレスが溜まりやすくなる、コミニケーション能力の低下、さらには病気になりやすくなったり、老化が進んだり…と、百害あって一利無しの状態を引き起こします。
レム睡眠は浅い眠りであり、体は休んでいますが脳が起きている状態で、夢を見たり、尿意やちょっとした物音で目覚めたりすることが多いです。
睡眠にはサイクルがある
特徴としては、最初の3時間(2サイクル)で一気に深く眠り、その後徐々に浅くなっていき、覚醒(起床)を迎えるようになっています。その最初の3時間は脳が1番休まる最も大切な時間であり、最低でもこれだけは眠っておかないと心身がきちんと回復しません。
次回は「今日からぐっすり! 快眠のための生活習慣」についての情報をお伝えしますね。
どうぞお楽しみにしてください。