74歳 女性 主婦
去年の10月からの自立神経失調症。
特に食欲不振・ふらつきがある。最初は胃腸病院に通院していたが良くならず、そこの先生に自律神経の問題かもと言われて心療内科に行く。食欲改善の薬と眠剤・漢方を処方される。
薬をしばらく飲んでも、あまり効果がなく、うつ病かと聞いたらドクターには自立神経失調症と言われる。
息子さん達の嫁がいろいろ探して当院を知る。
もともと多趣味だったが、年齢的に体力が持たなくなり、大量の材料を抱えてどうしようかといろいろ考えて不安になっていたのも背景にあるようだ。
立位検査では脳疲労に反応が強く、左耳にもややあり。(これは聞いたら、未熟児で生まれたので左耳の聴力が弱く、ジフテリアにかかりさらに悪化している)。
他の反射テストでも脳疲労に反応あり。
脳の疲労・オーバーヒートの話をして治療に入る。
ストレッチと呼吸法の指導をする。
自律神経の治療は改善が急速な事はまずありません。
体質の改善もあるので仕方の無いことです。
それでも、当院を信じて、週2回のペースで通院してくれました。
5回目の治療あたりから食欲が徐々に出るようになる。
10回目の治療で食欲がかなり回復して、ふらつきも減ってきた。
12回目で昨日心療内科に行って非常に良くなっているとドクターに言われて次回からは月イチになったと喜んでいた。
15回の治療で食欲がほぼ回復、デザートまで食べられるようになり、ふらつきは全く無い。心療内科も症状が出たら来ればいいと言われるようになる。
当院の治療も月イチでの経過確認のみとなった。
自律神経の不調は身体が上手く機能していない、サインです。
そのサインをしっかりと受け止めて、治療をしていけば良くなります。
自律神経の不調でお悩みの方は当院までご相談ください。