村上接骨院のブログ

埼玉県川越市村上接骨院のブログです。日々の症例や治療についての考えを綴っています。

2年以上の梨状筋症候群(お尻の痛み)

54歳 会社員 男性

2年以上前からの右臀部の痛み。

近所の整骨院に10回位行ったがあまり良くならなかった。

レントゲンなどは撮ってない。通院していた整骨院では梨状筋症候群と言われる。

臀部をよくほぐしてくれたがすぐに固くなり、痛くなるの繰り返しだった。

 

日常生活動作には支障がないので本腰を入れなかったが、趣味のランニングを止めていて、復帰したいので来院。

症状は①常に鈍い痛みがある②夜中に目が覚めると臀部が痛い③寒くなると痛みが憎悪④股関節屈曲制限あり⑤あぐらがかけない。

検査では右の大腿筋膜張筋に圧痛あり。股関節外旋時痛と外旋制限あり(あぐら動作)。屈曲制限あり。

梨状筋もかなり固くなっていて、梨状筋のストレッチ検査をすると痛い。

梨状筋はお尻の深い所にある筋肉で、その下を坐骨神経が通っています。その梨状筋が硬くなってしまったり緊張してしまうことで坐骨神経を圧迫し、症状を引き起こす病態を「梨状筋症候群」と呼び、坐骨神経痛を引き起こす原因のひとつとして知られています。

梨状筋が硬くなり坐骨神経を圧迫することで症状を引き起こす梨状筋症候群。梨状筋が硬くなる原因は様々で、日常生活やスポーツなどで繰り返し負担がかかった場合や、股関節の異常による場合など多岐に亘りますが、はっきりとした原因が思い当たらないことも多くあります。

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大腿筋膜張筋と梨状筋が緊張状態ということは◯◯筋と◯◯筋が低下しているから腰椎や股関節の関節運動が正常に行われなくなってそれが筋緊張や痛みの原因になっていると説明して施術に入りました。

治療後はあぐらが楽になり、外旋制限もだいぶいい。

セルフケアを指導して自宅でもやってもらいます。

 

その後、帰省して座敷でのあぐら姿勢での食事会が多かったので、痛みが戻ったりしましたが、継続して治療を続けたことで、筋力低下していた筋肉が本来の動きを取り戻し始めたら、常にあった痛み・違和感や夜間痛がなくなりました。

 

まだ、可動域制限などがやや残っているので継続して治療していきますが、痛みはほとんど感じ無くなっています。

 

セルフケアも頑張って継続してくれているのも、症状が改善しているポイントです。

大人はセルフケアをサボる傾向が強いです。(口では早く治りたいと言っているのに)

子供はしっかりとやってくれます。(早く治ってスポーツしたいから)

 

何事も継続することで力を発揮出来るようになるのですね~