12歳 男子 サッカー 東京都板橋区より来院
クラブチーム所属の中学1年生。
4月中旬からの左右のオスグッド。クラブチームの練習が中学になりきつくなり発症。
2週間前から練習を休んでいる。
しゃがみ不能・・・ジャンプ・ケンケン時痛もかなりあり、これは重症。
連動部位はどこもかしこも硬く、患部の治療もまともには出来ません・・・初回は緩めることに専念。
緩めると言ってもハリが強く、すぐに力が入ってしまうので、拮抗筋を促通して相反作用を利用して対象の筋肉を緩めます。そうすると、すんなりと筋肉が緩んでくれます。
3回目の治療で痛いが完全にしゃがめるようになり、ケンケンやジャンプの痛みも軽快する。
4回目の治療中にこの通常のオスグッド治療ではどうも反応が悪いのでちょっと目先を変えて治療をおこなう。患者くんのなにげない一言がヒントをくれました。
5回目の治療前に確認すると痛みがかなり軽減しています。これは前回の方法が正しかったということです。ダッシュも70%でも痛くありません。
6回目でダッシュ100%OKなので練習復帰許可
7回目で練習も痛くないので終了
オスグッドと言っても、症状や原因はいろいろです。
今回のケースも通常の治療をしていたらもっと回数がかかって、迷路に入ってしまうところでした。問診や治療中の会話の重要性を改めて認識した症例でした。
オスグッドでお困りの方は当院までご相談ください。