51歳 男性 会社員
ロードバイクが趣味。
毎日、川越から都内まで片道1時間半ロードバイクで通勤している。
4月にトライアスロンの大会に参加することになり、3ヶ月前からジョギング10キロもするようになった。それから右足首が痛くなる。
走っている時や自転車の時の終わりの方になると痛みが強くなる。
場所は踵腓靭帯のあたりで外踝下部に圧痛あり。腫脹もある。
日常生活動作はほぼ大丈夫。(運動後は痛いが)
負荷量が上がって足首にかかる負担が多くなったので痛みが出たのであろう。
特に底屈動作(足関節を伸ばす動作)が痛いので走るよりもロートバイクの方が痛みが起こりやすい。
足関節を固定する重要な筋肉は後脛骨筋と腓骨筋です。
この2つの筋肉がしっかりと働くことで足の関節は正常な運動が出来るようになりますが、どちらかの働きが悪くなる(サボる)ともう一方が頑張り過ぎてバランスが悪くなります。
そうすると正常な関節運動に乱れが生じて、結果痛みが起こります。
今回のケースもこの2つの筋肉と足の内在筋をしっかりと促通することからはじめました。
これで圧痛や底屈時痛がなくなりましたが、片足でつま先立をしてもらうと左は力が入らずに踵が上がりません。
足首以外の部分でも支えが悪くなっていることが考えられるので、隣接関節の膝から確認しながら治療を行い、結局腰の促通をしたら足が上がるようになりました。
足首と腰のトレーニングも指導して継続通院していただき、今では往復3時間のロードバイクもジョギングも痛み無く出来るようになりました。
患者様から治療の感想を投稿して頂いております。
一人でも多くの方が、痛みなく趣味やスポーツを楽しめるようにお手伝いしたいと思っております。
お困りの方がいらっしゃいましたら当院までご相談くださいね。