56歳主婦 川越市内より来院
普段はテニスやジムにも行っている活動的な女性
10日ほど前からの右股関節の痛みがある。
昼寝を右を下にして寝たらやや痛くなり、今までならテニスやジムをガンガンやって動かせば良くなっていたので今回もそうしたり、テニスボールを腰に当てたりしていたら余計に痛くなる。
整形外科に行ったら坐骨神経痛と言われて痛み止め飲んでいるがあまり効果はない。
1週間後に娘さんの結婚式がハワイであるのでどうにかしてほしいと来院。
歩行時の右臀部の痛みが強く、立位での脚上げや股関節外旋時痛が強くあります。
歩行はデュシャンヌ型なので腸腰筋・内側ハムストリングの筋力低下と説明。
これは坐骨神経痛ではなく、股関節の痛みですよと説明する。
デュシャンヌ型歩行とは歩行時に患側(痛みがある側)が接地する際に体幹を支持側に傾斜させる現象です。
このデュシャンヌ型歩行は腸腰筋の筋力低下により、股関節屈曲作用を大腿筋膜張筋などで補おうとする働きが強くなり起こる現象と考えます。
ですので腸腰筋と内側ハムストリングを他の筋肉の代償動作が入らないように促通しました。
あとは痛みが無い範囲でもセルフケアをお伝えしてハワイに行くまでに3回の通院してもらう事にしました。
2回目の通院時にはあんなに痛がっていたのに普通に歩く事が出来て、あぐらがやや痛いくらいになりました。
3回目ではあぐらもOK。歩行や荷重もOK。
これならハワイに行っても大丈夫でしょう。
帰ってきてから再度確認してOKなら終了予定です。
痛みを気にせずに結婚式に行けるようになって良かった(^o^)
坐骨神経痛や股関節の痛みでお困りの方は当院までご連絡くださいね。