これからの時期、暑くて寝苦しくてなかなか寝付けない、眠りが浅い、起きたときに身体がだるいなど睡眠に関する問題が多くなります。
そんなときに、当院でお奨めしているのが「頭寒足熱」睡眠です!
健康法でよく耳にする言葉ですが、実は睡眠にも応用できます。
頭を冷やしてみましょう
暑いからと言って、とどこもかしこも冷やせば良いというわけではありません。
まず頭を冷やしてみましょう。
私たちの体は深部体温(内臓の温度)が下がると眠くなるように出来ています。
その深部体温の中でも特に大事なのは脳の温度なのです!
脳の温度を下げることが熟眠への近道になります!
注意点は前頭部を特に冷やすようにしましょう。
頭部で1番熱がこもりやすいのは思考や感情を司る前頭部なのでこの部分をしっかりと冷やすようにすると良いでしょう。
アイ◯ノンのベルトタイプなどがお奨めです。
足は冷やさないように
夏はつい半袖半ズボンで寝たくなりますが、就寝中は体温が低下するうえに夏場は冷房を使うことも増えるので、露出は少ないほうが良いです。
真夏でも長袖長ズボンのパジャマを着て、エアコンなどで温度管理するのが本当は良いのです。
どうしても、半袖半ズボンで寝たい!という方はせめてタオルケットをお腹から足先まで掛けるようにしてください。
それだけでも、起床時の身体の重だるさが解消されます。
この夏、適切な体温管理をマスターして心地よい眠りを手に入れましょう。
それでも、なかなか寝付けない、中途覚醒してしまう方は自律神経の乱れが考えられますので一度、当院までご相談くださいね。