１２歳 男子 野球（外野手）
市内の野球チームの中学２年生。冬場の筋トレ中心・走りこみ
中心の練習の際に両膝を痛め、市内の大きな総合病院に診て
もらったところレントゲンでは異常がないので『成長痛』との診断
でシップのみ・・・
次に近くの整形外科に行ったところ、こちらも『成長痛でしょう』
と言われ運動を休むように言われただけで何もしてくれなかった
とのこと[emoji:v-406]
当院のＨＰを見つけて来院された時にはもう３月下旬。練習も
休んでいるのに一向に良くならず、かなり酷い状態でした[emoji:v-404]
初診時に痛みの部位を確認すると、こんなところが成長痛？と
びっくり！膝蓋骨の内側の上のほう（解剖学的には内側広筋が
膝蓋靭帯に合わさる直前のあたり）の痛みでした。
大腿の筋緊張も強く圧痛もある。冬場の走りこみが原因なのは
容易に分かるはずなのに、成長痛と言ったドクターはちゃんと
患者さんの話を聞いていたのか？レントゲンだけ見て判断した
のではないか？と疑いたくなります・・・
１回目の治療前は屈曲時痛と屈曲制限が強く仰向けで膝を曲げると
踵から尻までが２０ｃｍくらいで痛みを訴え曲げられません。
大腿を緩める手法も関節を合わせる手法も痛みを訴えていました。
でも治療が終わるころには尻まで５ｃｍまで曲げられるようになり
ました。
２回目でしゃがめるようになり、３回目で正座やジャンプもＯＫ．
本日４回目でジョギングもＯＫになったので軽い練習参加を許可。
次回痛みの確認をしてＯＫなら終了です[emoji:v-218]
初見時の痛みが強かったのでもう少しかかるかと思いましたが、
本人の努力もあり、順調に進みました。
本当に純粋な患者さんで、出来ることが増えるたびに嬉しそうな顔
をします。こちらも嬉しくなります[emoji:v-411]
完治までもうすぐ！こちらも気を抜かず最後まで治療を行います[emoji:v-226]
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