村上です。
毎年7月13日は川越市仙波浅間神社で初山(はつやま)というお祭りが行われます。
川越市在住の子供なら1度は行ったことがあるのではないでしょうか?
初山とは、過去1年間に結婚した花嫁や赤ちゃんを連れて仙波浅間神社で
お払いをして、健康で元気に過ごせるようにと祈る行事です。その際、
赤ちゃんのおでこに朱印を押してもらい無病息災を祈ります。
こんな感じです (カワゴエールより)
浅間神社は、富士山を神格化した(神さまとして祀る)神社で、本殿は
富士山に見立てた小山の上にあります。この階段結構急です。
電車も車もない昔の人は、富士山へお参りに行くのは大変な作業だったので、富士山へ
行かなくてもお参りが出来る様、近くの小山を富士山に見立てお祈りをしました。
そんな富士山へ生まれて初めて赤ちゃんが登る行事ということで初山と呼ばれるそうです。
今年、富士山は世界遺産登録されたので川越浅間神社にも『祝 世界遺産登録』の垂れ幕がありました。
朱印を押してもらった後は、拝殿脇で販売をしている団扇を買い求めることができます。
この団扇は、夏の難病及び疫病を追祓い夏を健にすごすよう、お仲人や近親に配る
習わしになっているそうです。初山では、団扇を配る以外にもう一つ習わしがあります。
それは、境内で販売しているあんころ餅も団扇同様に配る習わしです。
あんころ餅には、「厳しい夏を乗り切る!」という意味があるそうです。
うちの家族は毎年初山に行ってますが、土曜日に行くのは初めてだったので炎天下の中
汗だくで並んでお祓いしてきました
子どもたちはお祓いやあんころ餅より、屋台のほうが目的なのはどこの家庭も一緒
ですね
まだまだ暑い夏は始まったばかりですが、体調に気をつけて皆さんも乗り切って
いきましょうね