13歳 男子 野球
当院に通院している同じチームの友人の紹介で来院されました。
12月中旬からの左右膝内側と左右の股関節の痛み。この時期にマラソン大会など走り込みが多かった。
12月以降痛くて野球の練習は上半身のトレーニングのみにしている。左はオスグッドの痛みも少しある。
しゃがみ動作は何とか出来るが左右膝の内側が痛い。ジャンプ不能。股関節は立っているだけですぐに痛くなる。
膝のテストを行いますが半月板損傷ではなさそう。。おそらく筋肉の活動性の問題だろうと膝の屈曲に関連
する筋肉の施術を行いました。
立っているときの股関節の痛みもどうやら太ももの前の筋肉が原因。どちらにしても身体が硬いのが
そもそもこのような痛みを引き起こしているのですが。。。
これも大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)の滑動性をつける治療をしました
治療時間は15分位。これですんないしゃがめるようになり、出来なかったジャンプもOKになった。
先日、長崎での勉強会で教わった施術がとても効果的でした!!
お母さんもビックリ
「久しぶりに息子の笑った顔を見たと」を大変喜んでいまして。完全復帰までにはあと数回治療が必要だと
思いますが、最初は無表情だった少年がニコニコしながらセルフケアの説明を受けていました。
こうゆう患者さんは経験上、回復が早いです。
良くなっているのに、「まだここがちょっと・・・」とか言う患者さんは回復が遅い傾向にあります。
痛みを探している訳です。
今の自分の身体の変化を素直に感じて、喜べる方のほうが治りが良いですよ。
私だけでなく、治療家の皆さんが普段から思っていることです。
自分の身体のに素直に耳を傾けることがとても大事なんですね~。