27歳 男性
中学校3年間野球部だったがそれ以降野球をしていなかった。先日友人に誘われて
久しぶりに投げたら痛くなった。
来院時は外転120°、投球動作時痛あり。日常生活にも支障が出ている。
当院の野球肩のメイン治療はAKS(関節運動学的ストレッチ)です。
これは損傷している筋肉の滑動性を回復させる治療です。
どの動きで痛みが出るのかを正確に判定して、その筋肉にアプローチすることで
動きを回復していきます。
この患者さんは週一の来院で4回目で日常生活動作の痛みがなくなり、軽いキャッチボールが
出来るようになり、5回目の治療でショートで試合に出ることが出来るようになりました。
試合中1度、変な体制から投げた時に痛みがあったそうですが、その後痛くなることもなく
翌日も張りがあるくらいです。
今後も試合に出たいというので、間隔を空けながら治療を継続していく予定です。
この患者さまのように痛めてから早期に治療を開始したほうが治りは早い傾向にあります。
何年も野球肩をごまかしてやってきた人は少し回数や期間がかかりますが、皆さん以前よりは
投げやすくなっていることを実感して頂いてます。
草野球シーズンが始まりました。野球肩でお悩みの肩は当院までご相談ください。