めまいでお困りではありませんか?
ふとした時に急にめまいが出てしまい困っている方は「どんな」めまいでしょうか?単純にめまいと言っても「ぐるぐる視界が回るめまい」「ふわふわ浮いているような感覚のめまい」など症状は多岐にわたります。症状によってそのめまいの原因が変わってきます。自分のめまいがどのような症状なのか、それにより原因は何からきているのかを把握することが大切です。
めまいの種類について
主なめまいの種類に説明します。
1:回転性めまい
視界がグルグル回るようなめまいで、主な原因は、脳内の三半規管という部分の異常で起こります。三半規管は平衡感覚に大きく関与しており、身体の平衡機能が一時的に失われる事で回転しているような感覚に陥ってしまいます。また、三半規管の隣には蝸牛という音を感知する器官がありますので、耳鳴りも起こりやすいため注意が必要です。
2:動揺性めまい
ふわふわ浮いているようなめまいで、主な原因は、脳幹や小脳の機能低下です。この脳幹や小脳という部分は体の様々な調整を行ってくれる部分です。脳幹は体温などを調整してくれますし、小脳は巧緻性・協調性などを調整します。この脳幹や小脳と密接な関わりがあるのが自律神経です。この自律神経の乱れにより、小脳などの機能が低下しふわふわしためまいが生じることがあります。また脳幹は体温などの調節の役割を持っていると言いましたが、眩暈と同時に、冬なのによく汗をかく人は脳幹の機能が自律神経の働きが不十分なために低下している可能性もあります。
3:失神性めまい
突然視野が狭くなってくるようなめまいで主な原因は、脳への血流不足です。これだけ聞くと大丈夫かな?と思う人もいるでしょう。体の各所の循環障害により、脳内への血流が不足することで起きてしまいます。
めまいの原因について
めまいの原因を探るにはいろいろな検査をする必要があります。しかし、検査をしたにもかかわらず「異常が無い」と判断された方はどうしたらよいと思いますか?上記でも話したように自律神経の異常は簡単な検査では判別が難しいです。めまいが起こる原因を詳しく説明しますと、リンパ液が大きく関与しているのです。 脳内の三半規管や蝸牛などはリンパ液で通常満たされた状態です。このリンパ液が水圧の変化を起こすことで有毛細胞に異変をきたし、めまいが起きます。またリンパ液が過剰になることで耳鳴りや難聴も発生することがあります。水圧が上がる原因として、リンパ液はそのほとんどが脳脊髄液であり、脳脊髄液は脊髄神経を包み込んでいる硬膜の緊張に大きく左右されます。硬膜は骨盤(仙骨)上部頸椎の内壁(頸椎1~3番)頭蓋骨(特に蝶形骨の内壁)に強く付着している為、これらの骨に歪みが生じると硬膜が緊張し、脳脊髄液の流れ圧力に変化を起こします。
実はアゴも関係している?
めまいや、耳鳴りを訴える方の多くで顎関節(あごの関節)の歪みが見られます。顎が歪んでしまうことで、中耳の内圧を調整する耳管の機能が低下し、内耳を流れるリンパ液の循環が悪くなってしまいます。結果、めまいや耳鳴り、難聴に繋がってしまうのです。
病院で行う外来リハビリもあります。
「めまいリハ」と言われ、めまい体操などの指導を受けることが出来ます。これも全ての耳鼻科で出来るとは限りませんが、理学療法士が所属する場所であればリハビリを受けることが出来ます。
当院での治療について
当院では、めまいの治療として「背中、骨盤、頸椎の調整」を行います。この調整についてですが痛みは感じませんのでご安心ください。ソフトな施術で大変好評です。現在、めまいでお困りの方、早く治したいという方はぜひ御来院ください。お待ちしています。