41歳会社員(肉体労働)
当院に坐骨神経痛で通院していた患者様の会社の従業員さん。社長さんが一度診てくれないかと紹介してくれて来院。
2ヶ月前からの左坐骨神経痛。
特に臀部と大腿の痛み・しびれ。
日中はそれほどでもないが、寝ている時と朝イチが痛い。
検査では右短下肢が強い。股関節も動きが固い。
左大腿筋膜張筋に圧痛と股関節外旋時痛がある。
骨盤の歪みがあるのでブロックで骨盤を修正してから多裂筋・腸腰筋の促通をメインに施術を行う。
ヒップアップ(お尻上げ)の動作が検査のときにはほとんど上がらなかったが、促通後はヒップアップが楽になる。
今回のケースは多裂筋の過緊張によって、腸腰筋が筋力低下を起こしたパターン。
腰椎は過前彎になりやすく、大腿筋膜張筋や大腿四頭筋も緊張が強くなります。
ですので、多裂筋の過緊張を緩めて、腸腰筋の出力を上げるように施術すれば良い。
というのは簡単だけど、するのは大変。
でも、相反作用を使えば多裂筋も簡単に緩めることが可能です。
現在では朝イチの痛みも10→1くらいになり、起床後3分だけ痛くてあとは夜、寝るまで全く痛みを感じなくなりました。
あと1・2回でその3分の痛みもなくなるでしょう。
坐骨神経痛でお悩みの方は当院までご相談ください。