46歳 会社員 男性
ウエイトトレーニング3年以上。
今年の8月にウエイトトレーニング中に左肩を痛める。
自分なりにストレッチなども頑張っていたようで挙上150°、外転110°まで上がるがそこからが痛い。結髪動作も痛い。
今はウエイトトレーニングはやめている。
検査では外転時と結髪動作で痛みあり、肩甲挙筋圧痛あり。
上腕二頭筋・腕撓骨筋の過緊張あり。
主に菱形筋と三頭筋の筋力低下の説明をして治療する。
菱形筋の促通動作が痛いので出来る角度で行う。
運動連鎖の手首の動きを入れると回外がだいぶ出来るようになる。
これで菱形筋の促通がしやすくなったので徐々に負荷を上げていくように促通を行います。
座位で腕撓骨筋・二頭筋リリースなどすると外転が170°くらいまでになる。
対側の右股関節の動きも正常にもどす。
肩甲帯と肩関節のセルフケアトレーニングを指導してやってもらう。
ウェイトトレーニングに復帰するまでは7回の通院指導。
5回の治療で可動域と動きの痛みはほぼなくなる。軽めの負荷からウェイトトレーニングを開始する。
7回の施術でウエイトトレーニングを以前の負荷までは行かないがかなり上げても大丈夫になった。
筋肉を損傷して炎症が起こると必ず筋力低下が起こります。
炎症が収まったからといって、普通に動くと痛みが残るのはこの筋力低下を戻してないからです。
特に肩の関節は体幹にぶら下がっていて筋肉に依存して動いているので特に筋力低下を戻さないと可動域制限が起こり、ますます動きが悪くなります。
長期間放置しておくと、関節の動きを取り戻すのに回数がかなりかかります。
肩の痛みでお困りの方は当院までご相談くださいね。